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ルッホと生け花

生け花の技術をスタンド花に応用できるよう、
ルッホスタッフ全員で生け花を習っています。

 スタンド花と生け花。

 一見して全く違うジャンルではありますが、立体的な空間を意識し、お花本来の美しさを表現する生け花は、スタンド花を制作する上でも大変参考になります。


 いわゆる西洋のフラワーアレンジメントはテーブルの中心に置くため、様々な方向から鑑賞できるようにデザインをすることが多いのですが、生け花の場合は床の間に置くように壁を背にして飾ることが殆どなため、正面から見たときに一番美しくなるデザインをします。

 壁を背にして飾るって、ロビーや通路の壁に沿って並べられることの多いスタンド花と、ちょっと似ていると思いませんか?

 目線の高さこそ違いますが、『正面から見たときに一番美しく見えるようなデザイン』という点が共通しているため、ルッホでは生け花経験者のオーナーからの勧めにより、全スタッフが生け花を習い、立体的な空間の使い方を学んでおります。

 そんなルッホのお正月アレンジメントは毎年、ルッホスタッフが通っている生け花の先生に作成していただいております。

 松や千両、梅などお正月らしい花材を使用しているのはもちろんですが、空間を大きく使った立体的なデザインは、普段の花屋店頭で買える西洋風アレンジメントとは全く違う趣きがありますね。

 その独特の空間の使い方ゆえ、地方発送ができず、ご来店いただいてのお渡しのみとなってしまいますが、毎年好評でリピーターの多いアレンジメントです。

 お客様の中には「これに生けてくれ」と、お気に入りの器や花瓶をお持ち込みくださる方もいらっしゃるので、店内のテーブルにはいつも千差万別にデザインされたお花が並びます。

 お正月アレンジメントは時期限定・事前予約必須ではありますが、和風のデザインはスタンド花・楽屋花・プリザーブドフラワーなど、様々なお花に応用が可能です。

 生け花のような和風のアレンジメントにご興味がある方は、是非ルッホまでご相談くださいませ。

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